静岡市の税理士事務所で正社員募集。

2015年2月16日
時が過ぎるのは誠にはやいもので、お正月だと思っていた今年も、立春を過ぎて雨水を迎えようとしています。
陽も延びて、少しづつ季節は春に向かっています。

例年、この時期は税理士事務所、会計事務所、税務署は大忙し。
確定申告の期限が迫っているのです。
そして、それが終わると、今度は法人の3月決算が待っています。

そんな、法人、個人の決算や税務申告を担う税理士事務所や会計事務所。
ふるさとしずおかにもあまたあるそんな業界から、きょうは清水区にある老舗 税理士事務所の求人を紹介します。

同所は高度成長期の開設。今年で開設半世紀を迎えます。
ふるさとしずおかに拠点を置く大手製造メーカーに連なる法人を中心に、長い業歴で多くの地域企業と密接にかかわってきました。
しかし、一方で従業員の高齢化が進み、思い切って若返りを図ろうと考えています。
社員の多くは勤続も長く、平均年齢は40代半ばです。
できたら、20代の方をお二人ほど採用したいと考えています。
経験の浅い方でも、法人税法、所得税法の勉強は事務所がその費用を含めて支援します。
将来、税理士にチャレンジしたいという方には、まさに格好の登竜門です。

【職務内容】税理士補助業務。法人、個人の決算、税務確定申告の補助など。巡回監査。
【勤務時間】8:30~17:00 
確定申告時には多少の残業はあり。その他の時期はほとんど定時に終業。
【休日休暇】土日祝日 週休2日制  ※年間休日118日
確定申告の時期のみ土曜出勤あり。それ以外の時期はほぼ土日休み。
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学生 地元に就職して奨学金返済免除のニュース。

2014年12月23日
Facebookで面白い記事を発見。
元key局のアナウンサーのコラムでしたが、そこには恐れを知らぬ論理が。
昨今話題になる、我が国が抱える大きな課題である少子化。
これに対する解決方法として、一部では女性の社会進出が取り沙汰されていますが、某元アナウンサー氏は、自身のコラムで『女性の社会進出と少子化問題はリンクしない』と、大上段に構えた刀を振り下ろしています。
女性の社会進出を促進すると何が起きるかというと…。
一般的には、女性が働きやすい世の中になって、彼女たちが出産しやすい環境が作り出されると考えられているのですが、一方で、某元アナウンサー氏は、個々の家庭の経済的な問題や出産育児に協力的でない社会は、少子化を招いた核心ではない、つまり、女性の社会進出は少子化対策には繋がらないと唱えているのです。
このコラムに対する反響はすさまじく、彼はちょっとした渦中の人物になったとか…。

まぁ、それはともかく。
では、彼が考える少子化を招いた核心は何なのか?
それは、『女性が「この人の子供を産みたい」と思える男性が減ったからだ』とういのです。
具体的な話から急に抽象的な話にすり替わってしまって、なんだか肩透かしを食らった気がしますが…。
しかし、まぁ、この意見はこの意見なりに、ある意味で核心を突いているのかもしれません。
確かに、世の中の男子の多くは、意気も粋も失ってしまった。
男子よ、頑張れ。やせ我慢してでも違いの分かる大人を目指すのだ。
そして、愛する誰かと子供を持とう。

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この少子化により全国各地で起きている人口減、人口流出。
これに対処するために、政府は地方創生を旗頭にして、あるファンドを立ち上げると発表しました。
『15年度から、地方に就職する学生に学費を支援する制度を開始。』
地方に就職する学生の奨学金返済を国庫が援助、負担するというものですが、人口流出に悩む地方都市には、特に流出率の高い20歳前後の若手を地元に繋ぎとめる策として期待がかかります。
しかし、支援対象の学生はどうやって選抜など、その運用方法が気になりますなぁ。
どうか、絵に描いた餅になりませんよう。
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富士市の製造メーカーが、営業職を募集。

2014年12月12日
世界のレーダー技術を飛躍的に伸ばした技術は、日本の技術だと言われています。
その技術は、戦前の1920年代に東北で生まれました。東北大学の八木教授とその高弟宇田氏は、後に『八木・宇田アンテナ』と呼ばれるアンテナを開発します。
私たちが幼い頃、どの家庭の屋根にも、細い金属パイプを横向きに数本並べ、それを串刺しに連結した形のTVアンテナが立っていました。それが『八木・宇田アンテナ』です。

きょうは、この八木・宇田アンテナに端を発する企業の求人についてのお話。
戦後、八木・宇田両氏のもとでアンテナ開発に携わっていた人物が、富士市で電機メーカーを興しました。そのメーカーを母体にしたベンチャー企業が営業を募集します。

同社の社長は当代で三代目。社員数15名にも満たないベンチャーですが、小さいながらも自社のブランドを展開する立派なメーカー。家電製品のOEMメーカーとしての長い業歴が培った開発力と量産技術が特徴です。
現在は、主に二つの事業を柱としています。
一つは、ソーラーパネル付きの屋外照明等をはじめとする環境電力事業、もう一つは、ホビーメーカーと協調したホビー事業です。ともに、自社のブランドを持ち、精力的に新製品を開発、販売しています。

環境電力事業では自治体や民間企業、ホビー事業ではホビーメーカーや問屋・販売店へ営業します。

私は、この仕事を女性に任せたら面白いなぁと思っていますが、もちろん、男性でもOK。
社員の年齢構成を考えると、30歳前後がベストマッチです。
できたら、2名くらい採用したいなぁと考えています。
むかし、『鶏口となるも牛尾となるなかれ』なんて言葉が流行りましたが、『いっちょう挑戦してみるか』とお考えの方がいれば、全力で仲人します。

【勤務時間】8:00~16:55
【賃金】月給20万円以上 前職賃金を考慮の上決定
【休日】土日ほか 会社カレンダーによる 年間休日112日
【勤務地】静岡県富士市
【その他】各種保険完備 通勤手当 時間外勤務手当 ほか
【設立】1987年
【事業内容】電機、成型技術を用いた環境電力事業、ホビー事業、輸出入事業など
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地方創生 島根県に学ぼう。

2014年11月10日
少し前に、『ふるさとしずおかの人口 37年ぶりに370万人割り』 というニュースを取り上げましたが、このうち静岡市の人口は約71万人。
少ない、減ったとはいうものの、実はこの数値は島根県全体の人口よりも多いのです。
全国にはもっともっと深刻な状況を抱える自治体があるんですね。
島根県というと、ふるさとしずおかからは遠く離れた西国の地。
しかし、なんといっても唯一『大社』を名乗る出雲のおおやしろが鎮座まします
葦原の中つ国の中心地です。
つまり、古代の日本では極めて重要な『国』だったのです。

その島根県。数日前に話題になりました。
この人口減少の問題を先取りし、見事に成果が上がり始めたというのです。
うーむ。それはすごい。
一体どんな取り組みをしたのだろう?

13年は、出雲大社の60年に1度の遷宮の年でした。
また、今年は、高円宮典子さまと出雲大社宮司の千家国麿さんのご結婚もありました。
これらが追い風になったことは間違いありませんが、実は、島根県は人口誘致活動に20年以上も前から取り組んでいたといいます。行政が中心になってふるさと島根定住財団を設立し、空き家紹介や定住支援員などの配置などの先進的な人口誘致の施策を行い、これが実を結んだのです。
これまでに、定住支援によるUIターン者は2,900人、最長1年の体験就業(生活費支給)に参加した1,500人のうち、実に45%が終了後も島根に残っているのだそうです。
今、島根県は、全国の注目を集めています。

ふるさとしずおかは、東京から新幹線でわずか1時間。
この近くもなく遠くもない距離感が、何とも言えないポジションを産んでいます。
人口も、減っているとはいえ多くもなく少なくもない。
街の風景も、都会のようでもあり都会のようでない。
この中途半端さが危機感の高揚を邪魔します。
島根県みたいに頑張らないといけませんね。
こんなに魅力のあるところはそうそうないのだから。

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一度止まると書いて『正しい』と読む。

2014年11月1日
総じて社員の年齢が若く、管理職も一般職もそれほど年齢に差が無い会社でよくあることですが、奇抜な意見を言う人が評価され重用されることがあります。
これまでの視点が変えられなくて、知恵を絞っても絞っても妙案や打開策が見つからないとき、突然、まったく違う色合いの意見が出てきて、それを新鮮で効果的なものと感じる心理はわかります。
しかし、それは正しい決断なのか?
奇抜な意見を言う社員が優れていて、旧来の殻を破れない社員が愚鈍なのか?
ちょっと立ち止まって考えてみる必要があります。

新しいことをやろう。
これまでと違ったことをやろう。
新規事業を立ち上げるのだ。
希望があります。創造的で素晴らしい。前進していると実感が持てます。
しかし、これまでやってきたことは本当に価値を失ったのか?
これも、一度立ち止まって考えてみたいと思います。

地域企業の経営では、よく上記のような場面が見られます。
そして、たいていの場合、奇抜な意見、奇抜な発言の社員、新しい事業にスポットライトが当たります。
でも、私はいつも思うのです。それでよいのか?もう一度よく考えてみよう と。
大企業には、刀や弓もあれば槍や鉄砲だってあるかもしれません。大資本と業歴によって、彼らは実に多岐にわたる武器を手にしているのです。
しかし、地域企業やベンチャーは、刀なら刀、弓なら弓といったように、たった一つの武器で戦わなくてはなりません。
つまり、そのたった一つの武器を研いで研いで研ぎぬいて戦わねばならないのです。

実は、転職についても全く同じことが言えます。
去るべきか、残るべきか。受けるべきか、辞退すべきか。
これらの岐路に立った時に優先して考えなくてはならないのが、手にした武器で戦えるのかということと、その選択は自身の将来や目的に合致しているかという2点です。
この是非を冷静によくよく吟味したうえでの決断であれば、私はどちらにしても英断だと思うのです。
まぁ、そうは言っても人生いろいろありますから、九死に一生どころか十死に零生でも腹をくくらなくてはならない時もあるんですけどね。
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氷河期の戦い方。

2014年10月21日
先月の22日に、就職支援財団が発表した県内企業の採用活動に関する調査によると、実に66%を超える企業が『前年よりも採用は厳しくなった』と感じているそうです。
つまり、新卒者の採用、人材市場は完全な売り手市場に移行したということです。
なんだか実感が湧きませんねぇ。
きっと、同じように感じる皆さんは多いと思います。

なんと、70%に近い企業で内定辞退者が出ていて、内定辞退が前年よりも増えたと回答している県内企業は35%に上るといいます。特に建設や小売り・サービス業で。
これらの業界は大手が攻勢を強めていますから、まさに学生の大手志向を反映しているといってよいと思います。つまり、大手に競り負けているんですね。
地域企業なりの良さが応募者に伝わりきれていないようです。
まぁ、いつの時代も売り手市場と大手志向は比例するもので、一時期はこれがミスマッチ代名詞にもなりました。

一方で、中途採用の市場はどうなのでしょう?
中途はぱっとしませんなぁ…。
静岡労働局の報告によれば、静岡県の有効求人倍率は、全国平均に遅れること3ヶ月、14年1月に1倍を超えてからはなんとか1倍台を維持していますが、これがなかなか上昇には転じません。
なにしろ、製造業が伸びない。一部を除いて求人件数改善のスピードが上がらない。
かつてのように、広範囲の職種の人材を求め、雇用の受け皿になった時代は終わったんですね。
代わってその役割を期待されているのがサービスや介護・医療業界ですが、この業界への労働移動は簡単ではありません。なにしろ、賃金が低いのです。

ふるさとしずおかの地域企業が積極的な採用に転じないのは、つまり、モノやサービスが売れないからです。
要は、売れるようになれば積極的な採用が始まるわけですが、これは簡単なことではない。彼らが独自の輝きを取り戻すには、どうしたらいいんですかねぇ。
それを真剣に考えて経営者に提案できるような人材がいたら、その人は絶対採用されると思うんですけどね。
そろそろ『御社の経営理念に共感して…』なんて誰もが口にする口上は止めて、『こうしたら絶対売れます。それを私にやらせてください』くらいの意気込みで転職活動をしてみませんか?
私がちゃんとバックアップしますから。
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静岡市の住宅メーカーが営業、アシスタントを募集。

2014年10月9日
総務省の調査によると、10年の我が国の総住宅数は5,756万戸。これは、総世帯数の1.15倍。つまり、761万戸の供給過剰なのだそうです。
にもかかわらず、空き家の数は増加中。余剰住宅数とほぼ同じくらいの空き家は、今後も増え続けるのだそうです。
一方で、日本人の多くは、持ち家、新築志向。内閣府の調査では、実に80%の人が持ち家を希望し、さらに82%の人が新築を希望しています。

なるほどねぇ。

しかし、一方で、我が国の人口減少の加速は止まりません。
さらに、この失われた20年でサラリーマンの年収は下がり続け、国税局の調査では12年度の平均年収は400万円程度に止まっています。
これじゃあ、夢のマイホームは本当に夢になってしまいます。

今年に入って、大手住宅メーカー各社はリフォーム市場に本腰を入れ始めました。
新築市場が伸びないのならば、リフォームに活路を見出そうというわけです。

しかし、ふるさとしずおかには、新築住宅メーカーでありながら、こんな市場背景を尻目に大躍進を続けている会社があります。
同社は、建売り専門の住宅メーカー。
30代の若い世帯に的を絞り、安価で高機能、そしてスタイリッシュな住宅を提供します。
建売りということは、つまり反響営業。旧来の住宅営業のイメージとは違い、あくまで広告に反応し来店するお客様への対応です。靴底を減らして汗をかき、また高度な折衝力が必要な、源泉営業と言われた昔ながらの住宅営業とは一線を画す営業スタイルです。
同社は、徹底的なマーケティングを行い、驚くほどのペースで住宅を量産します。
それを、網の目を張り巡らせた様な緻密な広告戦略を用い広報し、顧客を呼び込みます。
私は、同社は住宅メーカーというよりは、マーケティング会社のようだと感じました。
勝ち目を見出す経営の良い事例の一つです。

きょうは、そんなちょっと驚きの会社の求人について。
同社では、現在、幾つかの職種で中途採用を計画しています。
さしあたっては、営業とそのアシスタント。
詳しくはお問い合わせの上。ご連絡お待ちしています。

【職種】①建売住宅の営業
    ②住宅ローンおよび引き渡しなどのアシスタント業務
【勤務時間】9:00~18:00
【休日】隔週休二日制 ※例)営業の場合、水曜定休 隔週でこれに火または木の連休
【その他】交通費支給(弊社規定による)  車通勤可  研修期間3ヶ月有り
     昇給年1回  賞与年2回 ※会社及び本人の業績を勘案し原則年2回支給(7月,12月)
     社会保険完備  社員旅行(海外有)
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正社員って何なんだ?

2014年9月29日
ブラック企業という言葉がすっかり市民権を得ています。
私は、この言葉がどうも好きになれませんが、こういう業界に長く身を置いていると『〇〇社はほにゃららだ…』などとブラックな噂話を耳にすることも結構あります。
確かに、人材を消耗品のように考えた事業の進め方をする企業は存在します。
しかし、これも程度の問題なんですけどね。
事業理念の実現とマンパワーを絞り出すことは、いつの時代もせめぎあいの関係になりやすいのです。
だって、頑張らなきゃ夢は実現しないもんね。
そう、程度の問題なのです。
労基法云々の前に、そこに労使双方の良心が存在しないといけません。

しかし、一方ではこれまで以上に働く人々のことを重く考える企業も増えてきました。
我が国の人手不足はそれほど深刻な局面を迎えているのです。

この春から秋口にかけて、大手流通系企業のアルバイト・パート正社員化のニュースが相次ぎました。
ふむふむ。そうか。
ん?待てよ。短時間労働の正社員ってありなの?
そもそも、正社員って何なんだ?

私のところに来てくれる相談者のみなさんは、100%正社員希望です。
そこで、試しに聞いてみました。『正社員ってなんですか?』。
答えの多くは『賞与がある』、『雇用が安定している』の二種類。
でもねぇ…。これって半分は当たっているけど半分は当たってないんですよね。
正社員でも賞与が無いことはあるし、雇用契約だって打切られることはあるのです。
しいて言えば、『正社員』というのは、雇用期間に定めがない、フルタイム勤務で時間外勤務に定めがある、くらいしか特徴が無いんですよね。

こうして考えると、なんだか正社員の正体ってはっきりしない。
いっそのこと、そろそろやめませんか?
正社員って名称に振り回されるのは。
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静岡市の電機屋さんでエンジニア募集。

2014年9月18日
私の小学校時代の恩師は写真家でもありました。
躍動的で強さと温かさのある先生でした。
あの頃、子供の私は、先生の説く『自由』という言葉の意味を大真面目に考えたものです。
思い起こすと報恩の念が尽きない文字通りの恩師です。

しかし、大人になって記憶をたどると、熱血漢だとばかり思っていた先生に、躍動感や強さ以外に、繊細さや芸術的な側面があったことに気づきます。
そんな先生は、当時、写真集を出版しました。
『月曜日、電車は来ない』
74年7月7日の『七夕豪雨』によって巴川が氾濫し、それが原因で廃線となった清水の路面電車の記録です。
その1ページ、1ページが感傷的な、そして郷愁を誘う写真集です。
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ふるさとしずおか、とりわけ、旧静岡市、旧清水市の人々の生活の場には、遠い昔からその傍らに常に『巴川』がありました。
先の七夕豪雨では、この川は人々の生活に災いをなしましたが、平時には多くの恵みをもたらしてきました。

ふるさとしずおかには、この巴川を見張る電気工事会社があります。
災害時に、巴川が暴れだして人々に被害が及ばないように設けられた幾つもの水門。
これを制御するシステムを構築しました。
10数名の小さな電気工事会社ですが、ふるさとしずおかでは名の知れた老舗です。
しかし、長い間県内の電気工事をリードしてきた同社も、世間の例にもれず世代交代の時期を迎えています。
本来ならば、電気工事に関わる資格を持った方がいいのですが、官への営業や事業管理に長けた方であれば、それを武器に同社にチャレンジする作戦も立てられます。
滅私奉公とは言いませんが、『俺がやるぜ』なんていうふうに、会社のことを真剣に考え切り盛りしてくれる方がいれば、私が同社に挑戦する水先案内をします。


御前崎の製造メーカーが、金型設計、製品設計、生産技術者を募集。

2014年9月8日
英国車が大好きな私は、一時期ROVER社のサルーン ROVER75という車に乗っていましたが、これは英国の香りに満ちた非常に魅力的なサルーンでした。
カッパーリーフレッドと呼ばれるワインレッドのボディはクラシカルな丸みを帯びたデザインで、柔らかな室内灯に照らされるインテリアも、角のないノスタルジックな雰囲気に包まれていました。
しかし、この英国淑女は実によく壊れた。本当に。
ほとんどの場合、ラジエターファンの不具合が元で、冷却系が損傷します。
その元凶は、ラジエターファンのモーターでした。
このモーターを構成する、小さな小さな部品が故障の原因だったのです。
小さな部品と侮ってはいけません。残念ながら、英国製のそれは決して信頼性の高いものではありませんでした。

pp0040このように、最近の自動車には、実に多くのモーターが使われています。
パワーステアリング、パワーウィンドウ、ABS、燃料系統などなど。
そのモーターの基幹部品の一つと言われる整流子。
この高い精密成型の技術が求められる高性能の整流子を作るメーカーが、ふるさとしずおかは御前崎市にあります。
55年創業の同社は、精密成型の技術を武器に、自動車用、家電用のモーターに使用される整流子を金型から手がけます。また、近年は、その高い技術を転用し、各種工業製品の精密部品製造も手がけます。
同社では、現在、金型設計、製品設計、生産技術などのエンジニアリング部門で人材採用を進めています。
ニッチな市場で手堅いシェアを持つ魅力的な会社です。
気になる方は、どしどしお問い合わせください。