静岡市の電機屋さんでエンジニア募集。

2014年9月18日
私の小学校時代の恩師は写真家でもありました。
躍動的で強さと温かさのある先生でした。
あの頃、子供の私は、先生の説く『自由』という言葉の意味を大真面目に考えたものです。
思い起こすと報恩の念が尽きない文字通りの恩師です。

しかし、大人になって記憶をたどると、熱血漢だとばかり思っていた先生に、躍動感や強さ以外に、繊細さや芸術的な側面があったことに気づきます。
そんな先生は、当時、写真集を出版しました。
『月曜日、電車は来ない』
74年7月7日の『七夕豪雨』によって巴川が氾濫し、それが原因で廃線となった清水の路面電車の記録です。
その1ページ、1ページが感傷的な、そして郷愁を誘う写真集です。
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ふるさとしずおか、とりわけ、旧静岡市、旧清水市の人々の生活の場には、遠い昔からその傍らに常に『巴川』がありました。
先の七夕豪雨では、この川は人々の生活に災いをなしましたが、平時には多くの恵みをもたらしてきました。

ふるさとしずおかには、この巴川を見張る電気工事会社があります。
災害時に、巴川が暴れだして人々に被害が及ばないように設けられた幾つもの水門。
これを制御するシステムを構築しました。
10数名の小さな電気工事会社ですが、ふるさとしずおかでは名の知れた老舗です。
しかし、長い間県内の電気工事をリードしてきた同社も、世間の例にもれず世代交代の時期を迎えています。
本来ならば、電気工事に関わる資格を持った方がいいのですが、官への営業や事業管理に長けた方であれば、それを武器に同社にチャレンジする作戦も立てられます。
滅私奉公とは言いませんが、『俺がやるぜ』なんていうふうに、会社のことを真剣に考え切り盛りしてくれる方がいれば、私が同社に挑戦する水先案内をします。