『みつめよう。ふるさとしずおかを』
2014年9月1日
『県内企業 新卒応募 4割減』、『首都圏、大手に人材流出』。
一月ほど前、こんな新聞記事が目にとまりました。
それと前後して、『県内人口22年ぶり370万人割れ』、『人手不足 物価を押し上げ』など、ふるさとしずおかの地域社会、地域経済の危機を知らせるニュースが相次いで発表されました。
今、我が国とふるさとしずおかに、大きな変化の波が押し寄せています。
このような統計的な情報が示す事実は、日常生活の中ではそれほど強い実感を伴うものではありません。
しかし、少しづつ、そして確実に、私たちの生活にこれまでになかった変化が起きているのです。
例えば、かつて私たちのふるさとしずおかは、日本の地方都市の中でも仕事が潤沢にある地域でした。
しかし、現在の有効求人倍率は全国平均の1.09倍に対して1.07倍。僅かづつ上昇しているとはいえ、08年のリーマンショック以来、実に6年にもわたって全国平均を下回っています。
人口が減少し、貴重な人材が首都圏に流出しはじめています。
ふるさとしずおかにもキラリと光る魅力ある企業はたくさんあるにもかかわらず。
今、私たちが暮らすこの地域社会について、真剣に考え、行動することがもとめられています。
ふるさとしずおかを再び輝く地域に。
私は、そんな思いでこの事業を営んでいます。